1. はじめに
英語を勉強したいと思ったのは、高校生の頃です。外部から講師の方を呼んで講演会を聞く機会が何度かあり、その中で、単語帳のユメタンを作った木村達也先生が来てくださったことがありました。私は勉強があまり得意ではなく、高校2年生になっても特にやりたいことがなかったので、進路にも迷いがありました。そんな時に木村先生が、英語は誰でも伸ばせる、勉強するだけ結果がついてくる教科だということを講演でおっしゃって、私にもできるかもしれないと思い、勉強を始めまてみました。全く英語ができなかったのに、大学2年生で英検準1級を取得し、今は高校で英語教師として働いています。1級習得を目指して頑張っているところです。
2. 独学の中で試したこと
- どんな教材を使ったか
・英単語帳(初心者の人は、パス単3級くらいから、徐々に級を上げていくことをお勧めします。)
・chat GPT
- 英会話のための毎日の勉強時間と習慣
毎日1時間は勉強時間をとっています。30分は単語の勉強、残りの30分は英語で言いたいことを日本語に書き出し、それをgoogle翻訳やchat GPTなどで英語に直す作業をしています。これらは必ずしも自然な翻訳をしてくれるわけではないので、文法書や、ほかに検索をしたりして自分なりの調整をしています。
- 自分に合った勉強法の見つけ方
色々な勉強法を進める書籍や動画が存在しますが、一番大事なのは自分に合った勉強補法を知ることですよね。まずは書籍や動画で知ったことを試してみたりして、その後で自分に合っているか考えることが重要です。私もブログで勉強法を発信していきますが、その方法だけが正しいと、真に受けないことが大事です。今自分はこんな勉強をして、ここに効いているなと、いつも客観的に見つめていてくださいね。
3. 工夫したポイント・コツ
- モチベーションの保ち方
毎日自分に多い量を課していると、どうしても続かなくなってしまいます。これだけは最低やりたいと思える、そんなにつらくない量を決めて、それだけは何があっても続けることから始めてみましょう。
- インプットとアウトプットのバランス
私はインプットに偏った勉強をしてしまいがちでしたが、それではライティングやスピーキングの力は育ちませんよね。インプットの後は、それを自分の言葉としてつかえるようにするためのアウトプットが必要です。私は半分半分といった感じです。
4. 成果と変化
- どれくらいで話せるようになったか
2か月で、頭の中で日本語を介さなくても英語のまま浮かんで、それを口にすることができるようになりました。会話の内容は幅広いので、ある時は喋れて、ある時は無口になってとむらがありましたが、そんな時は家に帰って何が言えたか、どんな返しができたかノートに書きこんでいくということを繰り返していきました。今でも完ぺきではありませんが、得意なジャンルやいろんな場面で使える表現がどんどん増えてきて、成長を感じています。
- 英語を使ってできるようになったこと
NHKのニュースを、英語で理解することができるようになりました。ALTや外国人の方がそばにいるとき、以前は、私に話しかけないでオーラを出していましたが、今ではリラックスして堂々と振舞うことができるようになりました。
5. まとめ
- 独学だからこそ大切だと思ったこと
自分に厳しすぎず、甘すぎず、上手くバランスを保ちながらとにかく続けること
- これから始める人へのメッセージ
世の中にはたくさんの英会話スクールや塾が溢れていますが 自分でできることもたくさんあります。 英会話スクールや塾では、どうしてもインプット重視になってしまうので本当に 会話力やアウトプット力を高めたいという人は、独学で英語を話したり書いたりという時間を、少しでも多く取ることをおすすめします
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