「授業が無理なら“遊び”から始める|コグトレを楽しませる工夫3選」

教室の荒れ

1. はじめに

授業の最初から最後まで集中力を維持させるのが難しい教室で、コグトレは本当に助けになります。

歩き回ったり、好き勝手なことばかりする生徒たちに対して、正直どう向き合っていけばいいか分からなくなっていました。

そんな時に同僚の先生からコグトレを教えていただき、指導の難しい生徒の反応が変わり、これは希望だと思って今でも使い続けています。

コグトレ自体すごいのですが、少し工夫を加えてみると更に生徒たちの関心を引き集中力アップにつながるので、今日は実践してよかったと思えた、コグトレを楽しませる工夫についてお話していきます。

コグトレが何なのか分からない方は、「授業が聞けない子」が変わる!コグトレの効果【先生&保護者向け】を読んでくださいね。

2. コグトレがゲーム感覚になる工夫5選

2-1. 競い合う!

コグトレは誰にでも取り掛かりやすいですが集中力を要するものが多いので、それに面倒くささを感じて取り掛からない子も出てきます。その気持ちを払拭するのが競争です。

私は授業で、誰が早くできるか競わせています。競い方は簡単で、課題を終わらせた瞬間に生徒たちに手を上げてもらいます。

それだけで、生徒たちは自分が一番になりたくて驚くほどの集中力でコグトレに取り組みます。そして、3番までの子の名前を黒板に記してあげる工夫まですると、更に盛り上がります。

人数が多くて順位を測るのが難しい場合は、スクリーンにストップウォッチを映し、プリントができたタイミングでかかった時間を書き入れるように指示をするといいと思います。

後でかかった時間を聞いて、落ち着いて順位を付けられます。

2-2.先生も一緒に参加する

学校で、先生が生徒たちと一緒に同じことに取り組む場面は、少ないと思います。コグトレは、先生が一方的に解説したりする必要がないので、一緒に取り掛かりやすいです。

先生も本気になって競うと、生徒たちは意外と喜びます。距離を縮めるのに最適です。

2-3. ローテーションで飽きさせない

毎回同じことばかりすると、生徒たちも飽きてきます

飽きさせないために、毎回違うコグトレを使いましょう。

コグトレは、数える、覚える写す見つける想像するなどのカテゴリー別に様々な種類があります。

もちろん同じものを2度とやらないではネタが尽きてしまうのでできないですが、ローテーションさせて同じ課題が続かないようにすれば、飽きてしまう生徒が少ないと実感しています。

3. まとめ

コグトレを授業で使うようになって、私は生徒たちが授業に参加できているという喜びを感じるようになりました。今日は、ただコグトレをさせるだけでなく、更に楽しく集中できる工夫についてお話ししました。生徒たちが自信を持てるように、何より教室で頑張られている先生方(少し前の自分)に向けて記事を書きました。これからもコグトレを使って、様々な気づきなどをこのブログに記していこうと思います。

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