ChatGPTで成績処理がラクになる 実際にやってみた活用法&プロンプト紹介
はじめに
教師の仕事の中でも、成績処理はとにかく大変ですよね。
観点別にA/B/Cをつけたり、平常点を付けたり、細かで神経を使う作業がいっぱいあります。私はエクセルで式を書くのが苦手で、一度時間をかけて一生懸命作ったものを、コピーし続けてしのいでいました。
計算式を自分では簡単に変えたりできないし、自分の能力のせいですが、とても不自由さを感じていました。
でも、話題のChatGPTを使ってやってみると驚くほど楽になりました。エクセルの式を書く能力は全て手に入った!と思い、とてもわくわくしました。
今日はChatGPTを使い始めたばかりの人や、まだ使ったことのない教員の方に向けてお話していきます。
1つ注意点ですが、それぞれ学校や教科ごとの違いもありますし、成績処理の正解をお伝えできる訳ではないです。なので、あくまでもChatGPTのすごさを伝えるために作った1例として、読んでいただきたいと思います。
評点の出し方
提出点と出席点を30点換算
例えば、評点を提出物15%、出席15%、合計30点換算で計算するとき、エクセルの式が書けますか?
繰り返しますが、私はとってもエクセルが苦手なので、書く気にもなれません。でも、ChatGPTならすぐに答えてくれます。
まず、提出物は最初10点満点で記録しているとして、それを15%に換算したいです。出席は100点で付けているのでこれも15%に換算したいです。その時、以下のように入力するだけで答えてくれますChatGPTが答えてくれます。
「10点満点の提出点を15%に換算したいです。出席の100点も15%に換算したいです。それを足して30点換算で評点にします」
すると、 =ROUND(B2 * 1.5 + C2 * 0.15, 1) こんな感じの式を出してくれます。

これを緑のところにコピーして貼り付けるだけでOKですね。マウスポインターをフィルハンドルに合わせると、ポインターが「+」の形に変わるので、マウスの左ボタンを押したまま、コピーしたい方向(この場合は縦)にドラッグします。これでAからEまでの30点換算ができます。
素点を70点換算
素点を70%に換算します。「100点のテストを70%に換算したいです」と入力すると、
=E2 * 0.7 こんな式を出してくれるので、これを青のセルに貼り付けましょう。後は先ほどと同じです。

評点を計算
最後に、30点に換算した提出点と出席点の緑の部分と、70点に換算した素点の青の部分を足すだけです。

=D2 + F2
これで評点がでました。

数字を入れてみました。(これは特定の人物とは関係ありません。)
まとめ
ChatGPTを使った成績処理についてお話してきました。
私のようにパソコンの知識がない人でも人に説明するように指示を書けば、すごい働きをしてくれます。
何回か試行錯誤しながらとにかく使い倒していくと、どんどん自分の仕事の負担を減らせるようになると思います。私も勉強中です。
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