はじめに
先生になったばかりの頃、生徒と少ししか年が変わらない私は、生徒に馬鹿にされてはいけないと思い、一生懸命自分自身を強く見せようとしていました。私は女性で、ただでさえ大人しくて人前で話すのが苦手な性格なので、そのせいで失敗したくないという思いがありました。
でも、その頑張りは逆効果で、なんと生徒たちは早々に私をなめくさってきたのです・・・!
今、ある程度教員を続けてきて、新人と生徒のやり取りを客観的に見ると、あれじゃだめだな・・・いつかやられるな・・・となんとなく分かります。昔の自分は、自分自身で空回りしていたのだと、だんだんと分かってきました。
今回は、私が学校でしていたミスを紹介しようと思います。先輩先生や、様々な本で読んだことを組み合わせて私が考える教師のあり方をお話していきます。
若手教員がやりがちな5つのミス
若くてフレッシュな先生は生徒たちの人気の的になるのではないでしょうか。
でも、以下のことをしてしまうと、どんどん逆の方向に行ってしまいます。まず好かれたいという考えから間違っているので、最初に嫌われることに慣れるのはいい勉強になるし、それもいいと思います。
それでもなるべく最初はトラブルを避けたいよという先生は、嫌われないようにというか、上手に生徒といい距離をとることを心掛けましょう。やってしまいがちなミスを参考にしながら進めていきます。
ミス① 自分自身を俯瞰してみていない
自分を俯瞰的に見るのは難しいことです。目のまえにやるべきことがたくさんあって、それと同時に自分を管理するなんて大変です。でも、大事なことなので、少しでもいいので意識する時間を作ってください。俯瞰してみたところで、何に気を付ければよいかというと私は以下の2点を心掛けています。
〇 笑顔を保つ
目の前にいろんな生徒がいて色んな仕事がある中、余裕がなくなって怖い顔になっていませんか。生徒たちは見ていないようで、意外と先生の表情をチェックしています。
ついつい感情を表に出してしまうこともあると思います。でもそれが、生徒からの反感を買ったり、余裕のなさを提示してしまうことになります。
〇 ゆっくりとした動作
普段はゆっくりとした動作を心掛けましょう。時間がなくてせわしく動いたり、物の扱いが雑になったりしていませんか。細かい話ですが、ゆっくりした動作にはその人を有能に見せる働きがあるのです。
笑顔を作ること、ゆっくりした動作を心掛けるだけで、あなた自身の余裕さや有能さを多少演出することができます。
最初から自然ににじみ出る教信頼できる要素なんて、若手教員にはなくて当然です!いつか自然に手に入るときがきっときますので、まずは演じることから始めていきましょう。
ミス②小さな問題行動に目くじらを立てる
生徒がルールを破ったり、問題行動を起こしたりしたら、毅然とした態度で指導を行うように大学生の時習った覚えはありませんか。口で言うのは簡単ですが、すべてのことにチクチク指導してくる教師のことを、生徒は信用しません。かといって、怒らなすぎても下に見られてしまいます。
ミス③ 声が弱い
いわれなくても分かってるよ!といわれそうですが、とても大事なことです。教室では大きな声で話しましょう。全員に対してでなく、1人の生徒を相手にするときも普段より大きめの声を心掛けるのがいいです。
大きな声は、先生の信頼と自信を醸し出してくれる要素の1つです。
声の大きさで、先生自身の緊張を和らげたり、自信をつけたりする働きもあります。弱く小さい自分の声が、教室の雰囲気をだらけさせたりしらけさせたりすることに気が付きましょう。
ミス④ 友達感覚で話す
若い先生は、生徒も距離を感じにくいし友達のように接してくる子もいます。友達のように接する先生は、特定の派手な子たちからは人気を集めやすくうまくいっているように見えますが、一方で心を閉ざしてしまう子も多く出てくるのではないかと思います。
すべての生徒と厳密に平等に関わるのは難しいですが、全員と平等な関係を心掛けることが大切です。
また、必要以上に先生にくっついて来る生徒は、要注意です。少しでも自分の予想と違う部分を感じると、好きだった時と同じふり幅でその先生を嫌いになりやすいからです!一度そうなってしまうと関係修復にはかなり時間がかかるので、好かれ過ぎないことが大事です。
当たり前のことではありますが、生徒たちとは、一定の距離を保って関わるようにしましょう。それが、余計なトラブルや、生徒たちに誤解を与えない賢いやりかただと私は思います。
ミス⑤ 感情で叱る
生徒を叱る時、感情に動かされて叱っていませんか。
この先生がイラっとする時や、心が揺れる瞬間を生徒は鋭く見抜いてきます。感情は置いておいて、叱る理由を感情以外で明確に持つ必要があります。
ついついイラっとしてしまう場面は、たくさんあるのではないでしょうか。特に若い先生は、生徒たちと数個しか年の差がなく、感情的になってしまうのも分かります。
でも、相手がどんな言葉を言ってきても、感情的にならない訓練をする必要があります。最初は、イラっとしたり、傷ついたりしても仕方がないですが、それを表に出さないようにしてください!
そのために私が行っていることは、「この子は私の精神を育ててくれる人だ」と思うことです!無理やりすぎる!と思うかもしれませんが、これは私的にかなり効きます。相手は私をする減らす存在ではなく、私を強くしてくれ、今後同じようなことが起こっても揺れない心を作ってくれる存在だと思えば、いつかその子にありがとうと思える日が来ます。
私たちが強くなるには、どうしても嫌なことを乗り越えていく必要があります。何もしないでいて、心だけ育つなんてことはありませんよね。
まとめ
ここまで、若手教員がやりがちなミスについてお話してきました。①自分自身を俯瞰してみていない ②小さな問題行動に目くじらを立てる ➂声が弱い ④友達感覚で話す ⑤感情で叱る などがありました。
ダメだと分かっている私自身も意識していないとついやってしまうことなので、若手もそうでない方も気を付けましょう。
このクラスは私にはもう無理!と一度は思っても、こうした小さな行動で、いつの間にか関係性が良くなっていた!という経験が私は何度もあります。今、あなたはもしかして苦しんでいるかもしれませんが、すぐに一喜一憂せずに、まだ試してないことがあったら一緒にやってみましょう!
https://note.com/eager_sedum4277/n/n97d38c809f5c【授業崩壊から立て直すために私がやめた3つのこと】

コメント